はじめに
現在、一人法人として活動しながら、年間売上は3000万円を超える規模で仕事をしています。
ただ、社員を抱えているわけではありません。
基本的には、自分一人で複数の案件を同時に進めています。
その働き方を成立させている最大のポイントが、「フルリモート案件しか受けない」というルールです。
今回は、実際にどのように仕事を回しているのか、なぜ地方に住みながら東京の案件を受け続けているのかについて、リアルな働き方を紹介したいと思います。
一人法人でも売上3000万円超を実現できる理由
一般的に、一人で受けられる案件数には限界があります。
しかし、フルリモートを前提にすると、働き方の自由度が大きく変わります。
例えば、オンサイト案件の場合、
- 毎日の移動時間
- 常駐先の拘束
- 勤務時間の固定
- 急な呼び出し
- 「いるならお願い」の雑務
などが発生しやすくなります。
これでは、現実的に複数案件を並行して進めるのは難しくなります。
そのため、自分は「フルリモート案件のみ受ける」という方針を徹底しています。
なぜオンサイト案件を受けないのか
オンサイト案件は、どうしても働く場所の制約を受けます。
たとえ週1〜2回の出社だったとしても、
- その日のスケジュールが固定される
- 移動時間が発生する
- 他案件との会議調整が難しくなる
など、自由度が一気に下がります。
また、複数案件を回す場合、常駐先の文化や空気感も大きな負担になります。
「この時間は席にいてほしい」
「すぐ話せる状態でいてほしい」
という期待値が生まれやすいためです。
一方、フルリモートであれば、成果物とコミュニケーションが全てになります。
つまり、
- やるべきことを整理する
- 期限を守る
- 報連相を早めに行う
- 自分の役割をきちんと果たす
これさえできていれば、細かく管理されることは少なく、複数案件を同時に回しやすくなります。
実際の仕事環境は「マルチディスプレイ」
仕事環境は、かなりシンプルです。
複数の案件を同時に進めるため、マルチディスプレイ環境を構築しています。
例えば、
- 左モニター:案件A
- 中央モニター:案件B
- 右モニター:案件C
のように、それぞれ常時表示しています。
Teams、Slack、Outlook、タスク管理ツールなどを同時に開き、切り替えのロスを極力減らしています。
フルリモートでは、「画面をどう整理するか」が生産性に直結します。
一番重要なのはスケジュール管理
複数案件を回すうえで、最も重要なのはスケジュール管理です。
特に難しいのが会議です。
それぞれの案件で、
- 定例会議
- 障害対応
- 打ち合わせ
- レビュー
- 緊急対応
などが入るため、調整をミスすると簡単に破綻します。
そのため、
- カレンダーは常に最新化
- 会議の重複チェック
- 作業時間の確保
- 集中時間のブロック
をかなり意識しています。
また、「後で返そう」は危険です。
返答が遅れると、相手側に不安が生まれます。
そのため、報連相はとにかく早めに行うようにしています。
複数案件でも信頼を失わないコツ
複数案件をやっていると聞くと、
「品質が落ちるのでは?」
「お客さんに嫌がられないの?」
と思われることがあります。
しかし実際には、
- タスクが整理されている
- 返信が早い
- 会議に遅れない
- 成果が出ている
この状態を維持できていれば、特に問題になることはありません。
逆に、一案件しかやっていなくても、
- 返信が遅い
- タスク管理が曖昧
- 納期が怪しい
状態だと信頼は失われます。
結局のところ、お客さんが見ているのは「何案件やっているか」ではなく、「ちゃんと成果を出しているか」です。
地方企業の案件を受けない理由
現在は地方に住んでいますが、地元企業の案件は基本的に受けていません。
理由はシンプルで、「近いと出社を期待されるから」です。
距離が近いと、
「一度来ませんか?」
「たまには出社で」
「対面で打ち合わせを」
という流れになりやすくなります。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、自分の働き方とは相性が良くないのです。
一方で、東京の案件は、
- フルリモート文化が進んでいる
- 単価が高い
- 成果ベースで評価されやすい
という特徴があります。
地方に住みながら、東京の高単価フルリモート案件を受ける。
これが、現在の働き方のベースになっています。
フルリモートは「自由」ではなく「自己管理」
フルリモートというと、自由で楽そうなイメージを持たれることがあります。
しかし実際には、かなり自己管理能力が求められます。
- スケジュール管理
- タスク管理
- コミュニケーション
- 体調管理
- 集中力の維持
これらを自分でコントロールできないと、複数案件は成立しません。
逆に言えば、この管理ができる人にとっては、場所に縛られず、高単価案件を効率良く回せる非常に良い働き方だと思っています。
まとめ
現在の働き方をまとめると、
- 一人法人
- 年商3000万円超
- フルリモート案件のみ受注
- 複数案件を同時進行
- マルチディスプレイ環境
- スケジュール管理重視
- 東京の高単価案件中心
というスタイルになります。
「地方に住む=収入が下がる」
という時代ではなくなってきています。
むしろ、フルリモートを活用すれば、地方に住みながら都市部の高単価案件に参加できる時代です。
これから独立を考えている人や、リモートワーク中心の働き方を目指している人の参考になればうれしいです。
FAQ
Q. 複数案件を同時に受けるのは違法ではない?
契約内容によります。
副業禁止や専属契約がある場合は注意が必要です。
ただ、業務委託契約で成果ベースの場合、契約上問題なければ複数案件を受けること自体は珍しくありません。
Q. 何案件くらい同時に対応している?
時期によりますが、複数案件を並行して進めています。
ただし、無理に案件数を増やすというより、「管理できる範囲」を意識しています。
Q. フルリモート案件はどう探している?
エージェント経由が中心です。
最近はフルリモート前提の案件もかなり増えており、特に東京の案件は単価が高い傾向があります。
Q. フルリモートで孤独にならない?
これはかなりあります。
そのため、意識的に外出したり、東京へ行った際に知人と会ったり、コミュニケーションの機会を作るようにしています。
Q. 一番大変なことは?
スケジュール管理です。
特に会議調整とタスク整理をミスすると、一気に崩れるので、そこはかなり気を使っています。

コメント